こちらでは作業を記載しています。説明については以下を参照ください。
ウォレットの準備(metamask)
まず、ブロックチェーン取引に必要な「ウォレット」(デジタル財布)を準備しましょう。
metamaskのインストール
Metamaskは特にNFTと相性が良いと言われていて、PCのブラウザ上で使用するのが便利です。スマートフォンでも利用できますが、最初はPC上でmetamaskのウォレットを作り、慣れたら、同じウォレットアドレスをスマホでも使えるようにインポートすればよいと思います。
- chromeをインストール(chromeの拡張機能として使います。)
- 拡張機能のmetamaskをインストール
インストールできれば顔が動くキツネ画面が出ます。
パスワードは復元できないので、別の媒体(紙、google drive, PC内)に記録しましょう。 - シークレットリカバリーフレーズを保存
これは神様です。ログインIDとパスワードがセットになっていて、どのデバイスでも復元できます。ログインパスワードと違い、変更もできないので、盗まれたら終わりです。10年後に盗まれる可能性すらある大変危険なフレーズです。 - 拡張機能のピン留め
polygonネットワークを追加
左上の仮想通貨マークからネットワークを切り替えることができます。
そこからネットワークを追加します。
Polygon Mainnetを追加します。
MATICになっていることを確認し、アドレスをコピーできることを確認してください。これがポリゴンのウォレットアドレスです。アドレスは似ているので、間違いようにしましょう。
取引所の開設
口座を作成する手順は一般的な銀行口座と同じようなものなので省略します。
今回は説明編の記載の通り、オススメの取引所であるSBI VCトレードでの通貨購入手順を記載しております。
NFT取引や仮想通貨の送金には、手数料(ガス代)がかかりますので、まずは仮想通貨を購入する必要があります。今回はガス代が高いのでMATICにします。1000円あれば十分です。 (現在であれば0.5MATIC)もあれば十分です。
SBI VCトレードの紹介コード)m8t6z
購入について
銀行口座からSBI VCトレードの口座に入金し、MATICを買います。
2重認証
送金時には第2認証が必要になりますので、SBI VCトレードのスマホ版をインストールします。そして、認証アプリとなるGoogle Authenticatorもインストールします。取引する際に、このGoogle Authenticatorにワンタイムパスワードが表示されるので、これを入力することになります。手間に見えますが、SNS認証やメール認証よりも慣れると楽になります。
(公式手順)https://www.sbivc.co.jp/faqs/content/mmiani3gx8
ウォレットに送金
トレーダーモードに移行
出庫アドレス登録
出庫するためにはまずアドレスを登録する必要があります。
この暗号資産の出庫アドレスがmetamaskのネットワーク( Polygon Mainnet) とアドレスがあっているかを確認してください。宛先に該当者がいなかった場合は完全に闇に葬られ2度と戻ってきません。送金手数料が無料なので、最少額で送金してみて、入ってくるかを確認した方が無難です。次からは登録先アドレスを選択することになるのでミスは発生しないと思います。
以下に例を出しておきます。
暗号資産出庫
数量を記入して確認ボタンを押します。
メールでの認証
出庫予約の申請すると、登録されてあるメールアドレスに以下のようなメールが届くので、それをクリックすることで予約完了です。完了すると、3日以内には手続きが完了するようですが、私の場合は半日もかかりませんでした。ドキドキしながら待ちましょう。
まとめ
普段のペイペイ等の電子マネーに慣れてると、
送金するために以下の三つの認証が必要となっているため厳重さがひしひし伝わりますね。
- ログインパスワード
- 2重認証(外部アプリ)
- メールで認証
これは取引所の中にある仮想通貨は仮想通貨を購入できるという権利であり、証券会社にある株や銀行に預けているキャッシュのように管理された世界であり、WEB2の世界とあまり変わりません。
送金後の世界はWEB3の世界になります。
暗号資産に対してアクセスするための要件はパスワードだけで完結してしまい、自己責任の世界になります。ハードウェアウォレット(オフラインで鍵を持つ)が必要になってくる理由も少しだけ理解できる気がしますね。
OPEN SEAとウォレットを連携
いよいよ最終章です。最初から読んでいただいた方ありがとうございます。
筆者も記事にして改めて、理解や作業が大変だということが分かりました。
OpenSea専用でログインを作る必要はありません。MetamaskがログインIDの代わりになります。
Metamaskを選択すると、作成したアカウントを紐づけることができます。
「Accept and sign」すると、metamaskのウォレットと連携し、これがログインアカウントになります。
Mint
右上のCreateを選択し、Mintします。
MintとはブロックチェーンにNFTを登録することを指します。
Mint=登録と覚えておけば良いと思います。
「Drop a collection」と「Mint an NFT」と二つの項目がありますが、これらは互換性がありません。
Drop a collectionは色々と設定ができるようですが、単純に出品したいだけなので、Mint an NFTを選択します。
Collectionの作成
Create a new collectionを選択します。
自分の中のグループコレクションだと思えば良いです。初回は必ず作る必要があります
chatGPTのDALL E3で適当にロゴ(グループのシンボル的なもの)を作って、Contract nameに適当な名前を入れてみます。
Block ChainにはPolygonを選択します。見てわかる通り、ガス代はイーサリアムは$33.07に対して、Polygonは$0.07です。手数料の差が470倍。イーサリアムの方が王道ですが、33ドルは体験レベルでは高すぎますね。
NFTを作成
これまたchatGPTで適当に作成した画像です。
コンピュータが書いたものですが、10年早ければこれだけでも値が付きそうですね。
出品する
「販売のため出品」を選択します。
Metamaskが署名画面が出てくるのでそれを承認すると、晴れて出品になります!
おつかれさまでした!!!
まとめ
- Metamaskのインストールの説明
- 取引所からMetamaskへ送金
- OpenSeaで出品
何かファンができるようなことがあれば、投げ銭として買ってくれるような世界が広がるのかもしれません。
今回の出品物はこちらです。
他にも出品してます。(参考)