導入部分
大阪万博へ行ってきましたのでまとめます。 5月の大型連休中の平日に訪問しました。全体の印象としては、人気のあるパビリオンは並んでいたものの、修学旅行生もそこそこいる程度で、ちょうどよい込み具合でした。8:30から19:00まで滞在し、思った以上にパビリオンを回ることができました。
良かった点:
- 思った以上にパビリオンを回れた
- 夜の雰囲気と照明が素晴らしい
- 大屋根リングからの眺めが最高
残念な点:
- 良さそうなお店は並んでいて、昼食難民となり結果、コンビニになってしまった
- ガンダムパビリオンは9:30頃の入場時ですでに予約枠が埋まっていた。
実際の行程表
8:30 - 西ゲートから到着
9:20 - 入場
9:30 - スマホで当日予約を確保
10:00 - パソナパビリオン (待ち30分、見学20分)
11:30 - 昼食(セブンイレブン)
12:00 - 大屋根リング散策と噴水ショー
14:00 - NTTパビリオン (予約、見学30分)
15:00 - みゅくみゃくくじ (待ち30分)
16:00 - NULL2パビリオン (見学20分)
17:00 - ブラジルパビリオン (待ち30分、見学15分)
18:00 - フランスパビリオン (待ち30分、見学20分)
チケットの購入
日時指定とゲート選択
- 日時指定がありますが、遅く設定するメリットは全くないので、空いているなら朝一の9時にしておきましょう。(9時予約でも10時以降でも入れます。)
- ゲートは東と西があります。
- 東は夢洲駅で電車がメインです(舞洲から歩くこともできます)
- 西はタクシーやシャトルバスがこちらになります。こちらの方が空いているようです。
パビリオン予約の種類
公式で4種類の予約方法があり、すべてが別の枠なので、最大4つの予約枠があると考えればよさそうです。
- 2ヶ月前抽選:人気パビリオンは競争率が高い
- 7日前抽選:抽選なので外れる可能性があります。人気パビリオンだと全滅することもよくあるそうです。
- 3日前予約:抽選で余った部分を予約できます。3日前の0時からですが、同じように狙っている人がいるので、0時にチケットログインすると、すでに30分待ちになってしまっていました。30分前以上にログインしておきたいところです。
- 当日予約:かなりの枠がありますが、入場後の争奪戦になります。
当日予約のポイント
当日予約はパビリオンごとに独自の形式をとっている枠もあるので、情報収集が必要です(ガンダムパビリオンは時間を決めて、少しずつ予約枠を開放しているようです)。このあたりの記事がさんこうになるかと。

予約方法は2種類あります:
- スマホからの予約:一括で表示されないので、目的のパビリオンまで何度もページを更新する必要があり、しかも争奪戦なので次々と予約時間が消えてしまいます。
- ターミナルからの予約:一覧で空き状況がとても分かりやすくなっているので、まず入場後ターミナルを目指しましょう。空いているターミナルを探すとよいでしょう。ターミナルに並びつつ、スマホでも予約できないかをチェックするのがおすすめです。
また、パビリオンによっては当日予約ではなく、整理券として配布していたりするので、これもパビリオンごとの対応になります。並ぶ場所もあるので、並びやすそうなパビリオンは朝一の時間を使って並ぶのも良いでしょう。イタリア館は昼頃だと2時間待ちと言われました。
入場前準備
- 日焼け対策:塩焼きになるので日焼け止めは必須
- 水分補給:会場内では水を補充できるので、ペットボトルを1本持参すると便利
- 万博ID:スクショではなく紙で印刷したほうが安心です(ネットワーク障害やバッテリー切れの時も安心)
- 支払い手段:クレジットカードもあったほうが良いでしょう
- 地図:公式はわかりづらいので、SNS等で共有されている見やすい地図を活用するのがおすすめです
訪問したパビリオン紹介
訪問した主要なパビリオンに丸つけしました。

大屋根リング

体験内容:会場全体を一望できる高さ約12mの遊歩道。一周2kmでなかなか応えますが、景色は最高です。
おすすめポイント:
- 会場全体の写真撮影に最適
- 後半は足が痛いので前半が良いと思います。
みゅくみゃくくじ

体験内容:万博公式キャラクターのくじ引き。北東にワゴン車のようなくじがあります。
おすすめポイント:
- 外れなしで、3等でも公式ショップだと4,000円相当のみゃくみゃくが当たる
- 2等(公式ショップだと1万円以上)も1/5回程度で当たっていた
- コスパがとても良く、30人程度の並びで一人1等が当たっていました 所要時間:待ち30分、くじ引き自体は数分
パソナパビリオン

体験内容:鉄腕アトムをテーマにしたiPS細胞の展示と技術紹介。
おすすめポイント:
- 最先端医療技術の展示が充実
- 映像での説明が分かりやすい
- インタラクティブな体験ブースあり 所要時間:待ち30分、見学20〜30分
NTTパビリオン

体験内容:完全予約制の3ステップに分けた映像体験。
おすすめポイント:
- Perfumeが出演する映像演出
- 最新通信技術を使った体験型コンテンツ
- ライブ感のある演出が印象的 所要時間:見学25分(予約枠)
フランスパビリオン

体験内容:芸術性の高い展示が特徴的なパビリオン。
おすすめポイント:
- 芸術性の高い映える写真スポットが多数
- フランス文化が感じられる展示
- 夕方は比較的待ち時間が短い(18時頃で30分程度) 所要時間:待ち30分、見学20分
ブラジルパビリオン

体験内容:「我々の存在の真意とは」という問いかけが印象的なパビリオン。
おすすめポイント:
- 中高生が顔を白く塗っているのはここでの体験
- 力の抜き加減が良く、頭がスッキリするかもしれません
- 独特の雰囲気と哲学的な問いかけが印象に残る 所要時間:待ち30分、見学15分
NULL2

体験内容:デジタルアートとNFTをテーマにした体験型展示。
おすすめポイント:
- Mirrred Bodyというアプリをインストールすることで体験演出が変わる(事前準備推奨)
- 3Dスキャン設備がある(時間帯によって実施)
- ハードウェアウォレットと記念ステッカーが販売されている 所要時間:見学20分
ハードウェアウォレットはホームページをみるとArculus wallet対応と書いてあるので、こちらと同じような商品かもしれません。
タイのダンスショー

体験内容:タイ館前で行われる伝統舞踊のショー。 おすすめポイント:
- カラフルな衣装と華やかな伝統舞踊が見られる
- 無料で気軽に楽しめるパフォーマンス
- 休憩がてら立ち寄るのに最適 所要時間:鑑賞30分
食事情報
食事については、人気店は軒並み長蛇の列となっていました。昼時は特に混雑するため、早めの昼食か遅めの時間帯がおすすめです。
- セブンイレブン:結局飯難民になり、コンビニで済ませました。価格は一般より若干高め。
- その他の飲食店:時間に余裕がある方は、パビリオン間の移動中に空いている飲食店をチェックし、並びが少ないところを狙うと良いでしょう。
- 水分補給:会場内には給水ポイントがあるので、マイボトルの持参がおすすめです。
おすすめランキング
私が訪問した中でのおすすめランキングは以下の通りです:
- みゅくみゃくくじ – コスパ最高の万博限定体験
- タイのダンス – 気軽に楽しめる本格的な文化体験
- ブラジル – 独特の世界観が楽しめる
- フランス – 芸術性の高い展示と写真映えスポット
- NULL2 – デジタルアートの新体験
まとめ
いろいろとメディアが悪く言っている部分もありますが、実際に行ってみれば印象は大きく変わると思います。パビリオンは1つ並んで、1つ予約くらいでゆったり過ごす感じでも十分楽しめます。
特に夜景は本当にきれいで噴水ショーもあるので、夜まで滞在して夜の雰囲気を楽しむことをおすすめします。さらに、人気パビリオンも夕方以降は比較的空いていることが多いので、午後から夕方にかけての訪問計画も検討してみてください。
変更点がある可能性もありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。それでは、素敵な万博体験をお楽しみください