はじめに
山奥の庭先でDIYをしながら音楽を楽しむ。そんな解放的な時間を過ごしたいと思ったのがこのプロジェクトの始まりでした。市販のアウトドアスピーカーは高額で、ポータブルタイプは持ち運びや設置が面倒。そこで、安価で使いやすい自作スピーカーを考案しました。
成果物
スピーカー設計と製作
材料選び
このプロジェクトの特徴は、自動車のドアスピーカーを再利用していることです。マツダのディーラーから入手したスピーカーは1つ約500円。これに天吊り用の部品を合わせても、1台あたり2000円程度で仕上げることができました。音にこだわるマツダのスピーカーだけあって音が良かったように思います。
エンクロージャー(スピーカーボックスの工夫)
音質向上のため、エンクロージャーはできるだけ大きくすることをおすすめします。これにより、後ろに抜ける空気の音圧を無駄なく活用できます。とはいえ、小さな段ボール箱程度のサイズでも十分な効果が得られます。
設計には、以下のウェブサイトの計算式を参考にしました:
第13回:バスレフ型スピーカーを設計しよう 〜その3(実践編)〜 初心者の自作スピーカー講座 カノン5Dの資料室
バスレフ型スピーカーの設計法を紹介します。
音質調整の楽しみ
製作過程で特に面白かったのは、グラスウールやロックウールの使用有無による音の変化です。これらの素材を入れるか入れないかで、全く異なる音質が楽しめます。また、バスレフポート(穴)の大きさや位置を変えることで、好みの音質に調整できるのも自作スピーカーの醍醐味です。
パワーアンプ選択
当時使用したアンプは現在入手困難ですが、類似の製品として以下をおすすめします:
「Bluetoothアンプ ELEGIANT ステレオ スピーカー パワーアンプ デジタルアンプ ベース 増幅器 HI-FI 音質 100W」
アンプ bluetooth パワーアンプ ステレオ オーディオアンプ
リンク
CADデータ
スピーカーとAMPを入れて1万円はいかなかったと思います。
自動車部品で作ったスピーカー | caDIY3Dオフィシャルサイト
格安スピーカーですが、音は想像以上に良かったです。グラスウールかロックウールで雑音除去してください。