Google Adsenseの審査通過に1年かかりましたが、ついに合格を果たしました。この記事では、私の経験と、効果があったと思われる対策をご紹介します。「有用性の低いコンテンツ」という課題をどのように克服したか、その道のりをお伝えします。
審査にひっかかっていたのは「有用性の低いコンテンツ」でした。これを解消するまでの簡単な道のりと効果があったかもしれないことを記載しておきます。
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遍歴
7回目で合格
2023年11月19日から約10ヶ月、計7回の申請を経て、ようやく審査に合格しました。
ホームページ運営の方針転換
もともとホームページの立ち上げのきっかけは、アプリの広告収入を得ることと、アプリのダウンロード数を増やすための説明ページ(実質的な広告)を作ることでした。2008年頃、Android が登場したばかりの時代は、ちょっとしたアプリでも急激に人気が出ていました。しかし、現在では状況が一変し、ストアでアプリ名を検索しても見つからず、アプリのダウンロード数が全く伸びない状況に陥っていました(フィルタリングが強すぎるようです)。
アプリ開発には多大な時間が必要ですが、ホームページの記事なら1つあたり2時間程度で作成でき、文章を書くことも嫌いではありませんでした。そこで、ホームページでも稼ぐという方針を転換することにしました。
11月頃に Google Adsense への申請を始めました。審査結果が返ってくるたびに、他の記事を参考にしたり、Google のポリシーページを確認したりして改善を重ねました。最初の1、2回は改善していくので面白かったのですが、「有用性の低いコンテンツ」という指摘が大きな壁となりました。この問題の原因が分からず、記事数を増やしても申請が通らない状況が続きました。
序盤の記事作成について
序盤から中盤は、「とりあえず記事を量産」⇒「記事をきちんと書く」に変更しました。
- 最初は記事の数が必要だと思ったので、過去にやったことを紹介するものを量産しました。
- 海外でも読めるようになればと思い、英語の記事も対応してました。
- 有用性の低いコンテンツにならないようにブログではなく、記事になるようにはきちんと書くようにしました。
4月時点で30以上の記事、そのうち10記事以上が1000文字を超えていましたが、「有用性の低いコンテンツ」という理由で審査に落ち続けました。
合格したと思われる起因
9月に駄目元で申請したのですが、通りました。たまたまかもしれませんが、改善した部分を説明します。
不要な記事削除、記事内容をLLMを使って見直す
最初に作成したブログ調の記事は削除するか、関連する内容をマージして1つの記事にまとめました。そして、各記事にLLM(大規模言語モデル)を活用しながら文章校正を行い、読みやすさを向上させました。
この改善が効果的だったとすれば、私の「最近の記事しか評価されない」という思い込みが間違っていたのかもしれません。最初の方の記事からチェックされていたとすれば、確かに、そこで低評価を受けてもおかしくない内容だったと反省しています。
多言語対応の見直し
英語対応をやめました。Polylangというプラグインを使って多言語対応を行っていましたが、海外からのアクセスがほとんどないことが分かりました。また、単に翻訳しただけの記事だったため、すべて削除することにしました
Amazonアフィリエイトをやめた
Amazonアフィリエイトをやめ、「もしも」アフィリエイトに切り替えました。Amazonアフィリエイトは審査に通らなくても利用できますが、180日間の実績が低いと自動的にプログラムから除外されてしまいます。
収益は1円も得られていませんでしたが、商品情報を表示できることに価値を感じたため、別のアフィリエイトプログラムに切り替えて継続することにしました。
「もしも」は楽天、ヤフーショッピング、Amazonを同時に出すことができるのでとても便利だと思いますのでオススメします。
まとめ
この経験を通じて、継続することの大切さを再認識しました。当初は収益を目的としていましたが、価値ある情報を残すことの重要性に気づきました。
Google Adsense審査通過の鍵は、質の高いコンテンツを継続的に提供し、ユーザーにとって有益な情報を発信し続けることにあります。諦めずに改善を重ねることで、必ず結果はついてきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が、Google Adsense審査に挑戦している方々の参考になれば幸いです。